本を書き終えました。書き始めてから、およそ10ヶ月。なぜこんなに時間がかかったのか?
途中、どうしてもやる気が起きない時もありました。私は仕事を超高速スピードでやるタチなのに、なぜだろうと自分でも不思議でした。
でも、今書き終えてみて、理由がわかります。
本を書くために必要な出会いが、その先で待っていたから。
ある人との会話や、ある体験、そして、そこからつながる「気づき」がなければ書けないことがありました。
だから待たなくてはいけなかったんです。
急いで書き終えてしまっていたら、浅い本になっていました。
だから、わざと体を動かなくさせて、書けないようにして、次の出会いまで待つようにさせられていたのです。
実は、この1年、講座も開催していませんでした。
この間、何人もの方から「講座はないんですか?」とお問合せもいただいていたんです。
「早く書き終えて、講座をまた始めたい!」
気持ちとしては前のめりなのに、体がどうしても動きませんでした。
「更年期のせいかな?」と思っていましたが、そうではなかったようです。
本を書くために、100%集中するようになっていたんですね。
面白いですよね。
そして、今、本を書き終えてみると、また深い気づきが起きています。
私は、15歳の時に瞑想を始めて、20代でヨガ、30代でインド修行、40代で様々な覚醒体験をして、今、50代になりました。
その間、数多くのメソッドや教えに出会ってきました。
常に、真理の探究という「目的の軸」はブレてはいなかったものの、生徒の皆さんに「伝える内容の軸」がまだ整理されていなかった気がします。
私が学んできた、いろんな教えを皆さんと共有しながら、好きなものを自分で学び取ってくださいね、というスタイルでした。
それは、それで良かったと思うのですが、「結局言いたいことはなんだろう?」と人々を迷わせてしまっていたのではないかと思うんですよね。
今回、10ヶ月の間、本に集中して取り組ませていただいたおかげで、「書きながら」数多くの学びが、一本の道に統合されていきました。
そして、「これをみんなに伝えていこう」というものが、はっきりとわかったんです。
つまり、この本自体が、私の先生となって、導いてくれたのです。
最終的に現れてくれた、核となるメッセージは、こうでした。
「小さな私が透明なわたしにとけるとき、そこに残るのは慈しみ。それが悟り」
これが、本が導いてくれた答えです。
ここに至るまでの過程を本の中に書いています。
悟りの道とは、何かすごい人になるとか、特別な人になる、ステージが上がる、とかいうものではなく、「慈しみそのものとしての生き方」のことです。
それを、これから初心者の方でもわかるように、ゆっくり、一歩一歩、伝えていきます。
そして、その核となるメッセージにみなさん自身も気づけるようになるダンス・ワークがあります。
これまでは、「ソウルダンスセラピー」と呼んでいたものですが、本を書きながら新しい名前が生まれました。
そのダンス・ワークの名前は、「エフォートレス・ダンス・メディテーション」です。
これは、単なる名称変更ではありません。
本を書きながら、いろいろ統合されていくうちに、意識の変容があり、以前の名前がしっくりこなくなってきて、新しい名前が生まれました。
エフォートレスとは、努力のいらない、肩の力の抜けたという意味です。
屋号の「エフォートレス・ネイチャー」は、「あなたが、肩の力を抜いて、自然体のままで生きられますように」という願いを込めています。
そのような状態にある時、あなたは本来の「慈しみ」という在り方でいられ、「慈しみ」そのものとして行動していくことができるからです。
それこそが、「悟りの生き方」と捉えています。
その在り方・生き方をサポートするのが、
・座って行う瞑想「エフォートレス・メディテーション」と
・ダンスの瞑想「エフォートレス・ダンス・メディテーション」です。
この座って行う瞑想「エフォートレス・メディテーション」は、どんなことが起きても、リラックスし、余裕を持って対処できるようになる心を養います。それが、あるがままを見る準備になります。
ダンスの瞑想「エフォートレス・ダンス・メディテーション」は、7つのチャクラに沿って蓄積された感情を解放し、心がクリアになり、思考がしずまり、本来の自然なあなたの状態、「慈しみ」が現れてきます。
「慈しみ」とは、「自分もみんなも世界も、大好き。みんな幸せであってほしい!誰一人として苦しんでいるのは嫌だ」と、自然と思えるようになっている状態です。私さえ良ければ良い、他の人はどうなっても知らない、という考えとは真逆ですね。
それは、そう思いましょうとか、思うようにするとか、思わなくてはいけないというのではなく、このダンス・ワークをすると自然とそういう気持ちが湧いてくるんです。
だって、それがあなたの中にすでにある「本性」なのだから。その本性が現れることを「悟り」と私は呼んでいます。
そういう思いを持った人たちが集まる場って、素敵ですね。
「慈しみ」として生きる仲間と共に、
居心地のいい居場所が世界に広がっていきますように。
これを体験できる場を用意しますね。準備ができたらまたお知らせしますのでお待ちください。
鶴田京子

